いつかの鎌倉(前編)-寿福寺から源氏山公園、佐助稲荷神社
私のいつかの鎌倉旅。
これからたくさんの人がやってくる鎌倉駅も、朝はまだ静かです。
観光地であって、生活の匂いもする鎌倉の朝にすれ違うのは、犬の散歩をするおじいちゃんや、エナメルのスポーツバッグを斜めがけした坊主頭の男の子。半そでに黒いパンツの制服姿がなんだか懐かしい。
寿福寺。
寿福寺の裏には墓地があって、そこには源実朝、北条政子の墓があり、やぐらを見ることができた。
そして「源氏山公園250m」という案内をみつけたばかりに急遽向かうこのになった源氏山公園。
たしかに250mかもしれないけど!
ものすんごく険しい250mに途中で「ほれみたことか!私!」と思った。
しかし!
頑張った私に、源氏山公園から見える景色と、「ヒュールルルルー」というとんびの声のコラボレーションが、最高のすがすがしさをプレゼントしてくれました。
巣箱。
そして、誰かのわすれもの。
源氏山公園を下って次は「銭洗弁財天」が見えてきたのだけれど、まだ公開時間前なので、しばらくブラブラと歩く。
「佐助稲荷神社」の鳥居がみえてきた。
おなじみの「小鳥の食堂」。
ちょっと遅い朝ごはんのあと、鶴岡八幡宮のほうへ向かうと、学園ドラマのオープニングみたいな風景に出会ったのでした。
つづく。