三清洞のレトロなカフェ コピパンアッカン ・コーヒーミル
ソウルの寒い冬に、「寒い、寒い」と言いながらドアをあけたくなる、そんなカフェ。
東京なら高円寺か西荻窪にありそうな、喫茶店。
外観から漂うレトロ感、だけどどことなく洒落た感じをにおわせています。
カフェの名前はコピパンアッカンといって、コーヒーミルという意味です。
一軒の古着屋さんにつられて小道にはいると、「こんなところに、興味をそそるカフェがある!」と発見したわけですが、入っていいものか多少迷うわけです。
で、ぐるりと一周してみると、裏には、真っ赤なポストに淡い桃色の花があって、住所の表札もいい感じだし、「うん、はいろう。」と思って、入りました。
外観からなんとなく想像していた店内とそう変わらない、このちょっぴり薄暗い感じが落ち着きます。
お店の女の子が真っ赤なニットを着ていて、男の子が真っ赤なネルシャツ。
そんなふたりが、このカフェにとてもよく似合っていました。
雪がシンシンと降る日に、ボケーっとコーヒーを飲みたくなる、そんなカフェ。
窓の向こうの屋根に、雪がほんわりつもっていると、素敵でしょ?
あら、窓の控えめなステンドグラスが可愛い。
いろんなところにイラストが飾ってあるカフェでした。
お店の人がアーティストさんなのでしょうか。
真っ赤なカップにはいったカプチーノ。
お店に人の赤いニット、赤いネルシャツにつづき、こちらも赤。
赤が好きなのかな。
でも赤は、この薄暗い空間に、よいアクセントを与えてくれていました。
住所:ソウル鍾路区花洞 102-1