下北沢の木曜館の跡地は乙女でレトロなバブーシュカ
下北沢に住んでいたころ、ブラリとよくお店をのぞいた木曜館。
アンティークな雑貨や洋服が並んでいて独特の空気感が好きで、ほんとよくふらっと遊びに行ったなぁと懐かしく思い出します。
その木曜館がいつしか閉店してしまって、そのあとどうなったのだろう、と思っていました。
そうしたら、カフェになっていました、とっても乙女でレトロな。
カフェというよりは喫茶店という言葉がぴったりなんだけれど。
ついでに言うと下北沢の駅もやっぱり変わってしまっていて、あの、昔の南口の階段を下りて小さな駅前の広場に出る、あの感じが好きだったけれど、もう今はあの階段を下りることもないんだな〜とセンチメンタルになってしまいます。
個性的な乙女の世界
さて。
バブーシュカのドアをあけてお店にはいると、「あ、木曜館のままだ〜。」って一瞬思うんだけど、それはほんとに一瞬で、みるみるバジューシュカの世界感が私の身体をつつみこみました。
お店の人も可愛らしい少女のような洋服に身をつつみ、店内もちょっぴり非日常空間で、自分がどこかのお屋敷のお嬢様になってしまったような。
あまりに自分の服装と不釣り合いで、なんだか申し訳なくなったりもしたり。
だけどこんな不釣り合いな私にも優しく声をかけてくれる店員さんたちなのでした。
乙女なチーズケーキとコーヒー
なんだかもうぬかりがない!
チーズケーキだって乙女なピンク色に、星やひつじに、ツバメのクッキー。
甘酸っぱいところも乙女な味だし、お皿だってクラシカル。
スイーツだけじゃなくて、カレーなどのお食事系もあるみたいなのですが、お食事系たちも乙女な世界が散りばめられているようです。
ホットコーヒー美味しかったな〜。
ケーキとコーヒーのセットで800円でした♪
現実のできごとをあれこれと考えるんじゃなくて、小説でも読みながら過ごすのがよく似合うカフェだなぁと思います。
住所:東京都世田谷区北沢2-1-1
アクセス:京王井の頭線・小田急線「下北沢駅」の南口から歩いて5分ぐらい