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ひがし茶屋街「茶房一笑」でお茶と和菓子のセット

茶房一笑

石川県の、とくに加賀のほうで”お茶”といえば、茎を煎じたほうじ茶、つまりは棒茶のことで、私のふだん家で飲むお茶は棒茶でした。

そして棒茶といえば、昭和天皇に献上された「献上加賀棒茶」が石川県のお土産にも人気で、その「献上加賀棒茶」を製造する「丸八製茶場」が営む茶屋が、ひがし茶屋街にある「茶房一笑」です。

ひがし茶屋街のメインストリート沿いにあるのですぐに見つけることができます。

2階がギャラリーになっていて、1階がカフェスペースと、献上加賀棒茶をはじめとするお茶を販売するスペースです。

カフェスペースの席数が少ないので、週末は待つこと必至!

お茶と和菓子のセット 1080円

茶房一笑

まずはじめに、水だし棒茶と、縁起物のお茶(お正月だったから?)が運ばれてきました。茶房一笑のみならず、お正月だからと、特別にお正月のお菓子をいただいたりすることが、金沢ではよくあります。

茶房一笑

加賀棒茶、煎茶、抹茶、玉露、生ジュース

から好きなお茶を選びます。

そして、和菓子は2種類から選びます。

このセットで1,080円。

茶房一笑

むかしむかし、和菓子屋さんでアルバイトをしていたことがあったので、このような上生菓子をいただくことも多かったのですが、想像するより甘くないんですよね。

甘すぎるのが苦手なので、上生菓子の甘さがほどよく、大好きです。

お菓子をちょっとずつ口に運んで、ちょっとずつお茶をいただく。

たまにしかできない贅沢な時間ですね。

茶房一笑

この可愛いだるまさんのような形のものは、「加賀八幡起上り」という石川県の伝統工芸です。

店員さんが「お会計の際には、こちらをレジもっていってください。」と。

そうなんです、この子でお会計を管理しているのです!
テーブルによって色が決まっているのかな♪

店員さんも、担当してくれたのは男性の方でしたが、物腰がやわらかくて、笑顔でお茶のことなどいろいろ教えてくれて、気持ちのいい時間を過ごすことができました。

茶房一笑
住所:石川県金沢市東山 1-26-13
アクセス:金沢駅東口4番乗り場 JRバス 約7分(各駅停車は約15分)→橋場町下車